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初めに、スターナゴヤHPをご覧下さり、
心より感謝申し上げます。
毎日、名古屋に関係する何かを取り上げております。
毎日、名古屋にこだわらず、愛知県下や、
中部地方をテーマに選んでおります
又、毎日違うテーマでお届けしていますブログです。
過去のブログ含め、お楽しみ頂ければ幸いで御座います
感じて頂ければ、幸いでございます。
今日のテーマは愛知県の隣の県、
岐阜県からテーマに選びました
夜叉ヶ池は、岐阜県と福井県の県境付近にある池。
1986年に「岐阜県の名水50選」に選定されています。
岐阜県揖斐郡揖斐川町と福井県南条郡南越前町との境の、
標高1,099 mの山頂付近に位置する(三国岳系統の山)。
周囲は原生林におおわれている。数十万年前に起きた
地滑りによってできた窪地に雨水や周辺の山からの伏流水が溜まり、
池になったと考えられているそうです。
池からの河川の出口がなく、伏流水となって周辺に湧き出でるため、
九頭竜川の支流の一つ、日野川(福井県)の水源地といわれている。
昔より、雨乞いが行われていた池であり、畔には奥宮夜叉龍社が
あります。ヤシャゲンゴロウ(夜叉ヶ池だけに棲む固有種)
絶滅危惧種が生息しているそうです。以外にもモリアオガエル、
アカモノ、カタクリ、ミツバチ、チグリトクワカソウ、ニッコウキスゲ等、
中部地方のの低山でありながら亜高山植物が多く、
多種の昆虫も多いそうです。
夜叉ヶ池には伝説が有るそうです!
1つ目は〜817年(弘仁8年)、この年の美濃国平野庄
(現岐阜県安八郡神戸町)は大かんばつに見舞われ、
あらゆる作物は枯れる寸前であった。ある日、
郡司の安八太夫安次は、草むらの中に小さな蛇を見つけ、
ため息まじりで、「もしそなたが雨を降らせるのなら、
私の大切な娘を与えよう。」と語った。
するとその夜、安次の夢枕に昼間の小蛇が現れ、
「私は揖斐川上流に住む龍神だ。その願いをかなえよう。」と語った。
すると、たちまちのうちに雨雲がかかって大雨が降り、
作物は生き返り村は救われた。翌日、約束どおり娘をもらう為、
小蛇( = 龍神)は若者の姿に変えて安次の前に現れた。
安次には3人の娘がいたのだが、安次が娘たちに事情を話すと
、一番心がやさしい次女(三女の説もある)が、
「村人を救っていただいたからには、喜んでいきます。」
と答えた。驚いた安次は、「何か必要な物はないのか。」
と問うと、娘は、「今、織りかけの麻布がありますから、
これを嫁入り道具にいたします。」と答えた。
こうして娘は龍神の元へ嫁ぐことになり、麻布で身をまとい、
若者( = 龍神)と共に揖斐川の上流へ向かっていった。
数日後、心配した安次は、娘に会う為に揖斐川上流へ向かった。
やがて、揖斐川上流のさらに山奥の池に龍神が住むという
話を聞き、その池にたどり着いた。安次は池に向かい、
「我が娘よ、今一度父に姿を見せておくれ。」と叫んだ。
すると、静かだった池の水面が波立ち、巨大な龍が現れた。
龍は、「父上、これがあなたの娘の姿です。
もうこの姿になったには人の前に現れる事はできません。」と
告げ、池の中に消えていった。
安次は龍となった娘を祀る為に、池のほとりと自宅に、
龍神を祀る祠を建てた。この娘の名を“夜叉”といい、池の名を娘の
名より“夜叉ヶ池”と名づけたという(娘の名は不明で、
後から池の名から“夜叉”とおくられたとの説もある)。
安八太夫安次の子孫は現在も岐阜県安八郡神戸町に健在であり、
今は石原姓を名乗っている。岐阜県安八郡神戸町大字安次に
ある自宅には、安八太夫安次と夜叉を祭る夜叉堂がある。
夜叉堂参拝する際、個人宅の為、事前に連絡し予約が
必要である。また、夜叉姫は、夜叉龍神社にて
夜叉龍神という名で祀られている。
アクセスは〜岐阜県揖斐郡揖斐川町にある、
夜叉ヶ池登山口駐車場から、約3km(徒歩約90分)。
ハイキングコースだが険しい箇所もあり、ある程度の準備は必要。
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